収録を終えての感想

とても上品なキャラクターを演じました。作品全体の印象で言うと、とても映画っぽい感じを受けました。こういう作品って、設定をちゃんと作らないと上手くいかないし、作り過ぎても難しくなってしまうものなんですよね。僕がヘルベチカとして関わった中では、そのエンタメの遊びの部分の塩梅がちょうど良いこだわりという感じで良かったなと思いました。

演じたキャラクターについての感想、印象に残っているシーン

ヘルベチカの言葉で「人の第一印象は見た目が9割」というのがあるんですけど、僕もすごくそう思ってました。見た目の感想を言うと失礼だと思われることもあるんですが、人の内面は外見に現れるという意味では本当にそうだと思います。大事なのは、世の中の人が批評する容姿の美しさではなくて、振る舞いや佇まいなどに現れる人間性の美しさということなんですよね。こんなにもはっきり言うキャラクターには初めて会ったので嬉しかったです。好きです。

他のキャラクターや気になるシーン

1番気になるのはテウタの能力ですよね。時間を遡って別人になるという特殊能力。でもストーリーの中にちゃんと溶け込んでましたね。
あと、僕がヘルベチカを演じている中で、会っていない人が結構いるなと思いました。ヘルベチカはとあるキャラクターに似てると作中で言われるのですが、当の本人に直接会うシーンがないままだったり。キャラクターが多いのか、ヘルベチカだけなのか……。

メッセージ

ヘルベチカは僕が普段あまり演じることのない人でした。見た目はかなりの優男だけど、内には色々な過去や感情を秘めているなと思います。ぜひゲームを楽しみにしていて下さい。