BUSTAFELLOWS - バスタフェロウズ

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※文章および画像は開発中のものです
[テウタ]「リンボが言ってたけど、このピアノ、すごいブランドのなんだって?」
[スケアクロウ]「そうそう、最高級のスタインウェイ。真っ白なのがカッコ良いだろ?」
[テウタ]「『弾けないのに』ってリンボ言ってたよ?」
[スケアクロウ]「俺だってちょっとは弾けるって!」
[テウタ]「じゃあ弾いてみてよ」
[スケアクロウ]「えーと……最初の音……んー、んー、ん? あ、この音だ」
[テウタ]「あ! 聞いたことある! んー、んんー♪」
[スケアクロウ]「そう! それ! 昔さ、父さんがよく歌ってくれた歌なんだよ。子守唄なのに、大きくなってもしょっちゅう歌っててさ」
[テウタ]「私も一緒に弾いていい?」
[スケアクロウ]「じゃあ、せーの……」
[テウタ]「あはは、やだ、ちょっと難しい!」
クロちゃんの指を追いかけるように弾いてみるが、なかなか思うような和音にならない。
[スケアクロウ]「…………」
[テウタ]「ちょっとクロちゃん、待って、もう1回最初から! ……って、えっ!?」
ふと、クロちゃんがピアノを弾く手が止まった。
[テウタ]「えっ!?」
クロちゃん……? 今、何を……?
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※文章および画像は開発中のものです
[テウタ]「ねえ、クロちゃん、あのさ……」
[スケアクロウ]「だめだめだめだめ! お、俺、結構空気読めるタイプだから分かったぞ! だから先に言っとく! だめ! 絶対!」
[リンボ]「クロちゃん、心狭いぞー!」
[スケアクロウ]「う、うちは、ペット禁止!」
[テウタ]「ちゃんと世話するから!」
[ヘルベチカ]「僕はしませんよ、先に言っときますけど」
[シュウ]「俺も」
[リンボ]「俺は……散歩とかなら」
[テウタ]「ねえ、お願い」
[スケアクロウ]「だ、ダメダメ! だって、みんなが留守の時、俺そいつとふたりっきりになるってことだろ? 無理無理無理。無理だって!」
[テウタ]「お願いお願いお願いお願いお願いお願いお願いお願い!」
[スケアクロウ]「ダメダメダメダメダメダメダメダメ!」
[テウタ]「むー……」
[モズ]「この子……急に家を無くして困ってるし、でもくじけずに頑張って生きてる」
[スケアクロウ]「う、うん……」
[モズ]「でも住むところがないまま、また街に放り出されたらこの子はどうなるんだろ」
[スケアクロウ]「うぐ……つ、強く生きていくだろ! ど、動物だし!」
[モズ]「…………」
[テウタ]「…………」
[スケアクロウ]「そ、そんな顔で俺を見るなよ! 絶対ダメだって!」
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※文章および画像は開発中のものです
[テウタ]「えっ? ちょ、ちょっと!」
慌ててヘルベチカの口を手で押さえた。
[テウタ]「な、何してるの!?」
隣にいたはずのヘルベチカが、私を押さえつけるように覆いかぶさっていた。
[ヘルベチカ]「何って、今そういう雰囲気だったでしょ?」
[テウタ]「そういう雰囲気って、どういう雰囲気よ?」
[ヘルベチカ]「キスする雰囲気」
[テウタ]「雰囲気でキスなんかしません」
[ヘルベチカ]「子どもじゃないんだからキスくらい別にいいじゃないですか」
[テウタ]「子どもじゃないからこそ、そんな簡単にキスなんかしないの」
[ヘルベチカ]「人間同士、惹かれ合えば友達にも仲間にも恋人にも、家族にもなるんです。その感情に違いはなくて、ベクトルがほんの少し違うだけなんです」
[テウタ]「じゃあ、私のヘルベチカに対するベクトルは恋愛方面には向いてないってことだよ」
[ヘルベチカ]「僕のベクトルが恋愛に向いたらキスしてもいいですか?」
[テウタ]「もう! なんでそんなにキスにこだわるのよ!」
[ヘルベチカ]「したいから」
[テウタ]「うそ。からかって楽しんでるだけでしょ?」
[ヘルベチカ]「ふふ、正解です」
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[???] 「くそっ……早くしないと……っ! ゴホッゴホッ……!」
[リンボ] 「ちょっとちょっと! 俺達のこと忘れてますよー! ねえ、ちょっと、聞いてるー? これ! 外してくれよ! 手が使えねえっつの!……お、さすがシュウ、縄抜けもお手の物だな」
[シュウ]「…………」
[リンボ] 「どうした? 早く俺のも取ってくれよ」
[シュウ]「早く出ないとマズイな」
[リンボ] 「なおさら急げって!」
[シュウ]「お前が動くから取れねーんだよ!」
[リンボ] 「バカ、口より手を動かせって! ほら! 早く!」
[シュウ]「まずはお前が口を閉じろ!」
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※文章および画像は開発中のものです
[リンボ] 「差し迫った危険がそこにあった、そうだろ?」
[イーディ] 「……っ」
[リンボ] 「相手は大人で、お前は子どもだ。ましてや向こうはギャングのボスだ。向かい合うだけでも怖い。殺されるかもしれないって思うよな?」
リンボは言い聞かせるように、ゆっくりと続ける。
[リンボ] 「だってお前は子どもなんだ。危険を感じたから撃った。撃つしかなかった。そうだろ?」
[ルカ] 「リンボ」
ルカが声をかけようとすると、リンボはそれを制した。
[リンボ] 「もう一度言う、いいか、よく聞け。差し迫った危険がそこにあった。命の危険を感じた、だから撃つしかなかった、そうだろ?」
リンボの言葉の意味を、私もようやく理解した。差し迫った危険がそこにあった。命の危険を感じた。だから、身を守るために撃った……。
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※文章および画像は開発中のものです
[アダム]「ごめん、遅くなったね」
ちょうどアダムの話をしていると、申し訳なさそうに駆けてくる姿が見えた。
[ルカ]「遅刻したお前の奢りだからね」
[アダム]「いいよ、ふたりよりもずっと稼いでるし」
[ルカ]「ったく、それが本当なところが腹立つんだよなー」
アダムはルカの言葉にクスッと笑った。
[アダム]「そういえば、テウタ。最近、調子良さそうだね、仕事」
[テウタ]「全然だよ。今は記事の方向性で悩んでる。どんなジャンルも挑戦したいとは思ってるけど、自分にしか書けないテーマというか視点を探してるんだ」
[アダム]「かっこいいな、テウタは。僕なんて局や事務所の意見に振り回されてばっかりだよ。ただのタレント扱い」
[テウタ]「いいじゃない、人気者でしょ。親友としては鼻が高いぞ」
[アダム]「人気なんて、一時的なものだよ。エミリ・ディキンソンの言う『名声は蜂である』っていうやつ」
[ルカ]「エミリ、なにんそん?」
[アダム]「エミリ・ディキンソン。詩人だよ」
[ルカ]「そういう例えを持ち出すところがいけ好かないんだよ」
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[スケアクロウ]「待たせたな」
[テウタ]「な、何っ!?」
スポットライトのように電気が点くと、目の前には大きな椅子の背もたれが現れた。
[シュウ]「始まった……」
[モズ]「はあ……」
[スケアクロウ]「ようこそ、俺の要塞へ。俺はスケアクロウ、裏社会のボスだ」
勢いよく回転した椅子は止まることなく、2回まわった。
[スケアクロウ]「あ、あ、ちょ、ちょっと待って! 一瞬待って! 回りすぎちゃった……ちょっと! アニマ! もう一回電気消して!」
[テウタ]「アニマ?」
[モズ]「AIシステムだよ。スケアクロウが作ったプログラムの名前」
[アニマ]「電気を、消します」
[スケアクロウ]「よーし、アニマ、スポットライト、オン!」
[アニマ]「…………」
[スケアクロウ]「ちょっと! アニマ! 聞いてるの?」
[アニマ]「……よく聞き取れませんでした。もう一度お願いします」
[スケアクロウ]「え? アニマ? ちょ、マジで? もう1回?」
[アニマ]「『ちょ、マジで? もう1回?』を検索しています……」
[スケアクロウ]「違う! ストップ! アニマ、ストップ! あ、ごめん、あともう一瞬待って! ほんと! あと一瞬!」
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[テウタ](モズ……?)
ふと目をやると、モズはロッカーの前に立って、じっと見つめていた。
[テウタ]「モズ? どうしたの?」
[モズ]「……ここには、死が集まってくる」
[テウタ]「……うん」
[モズ]「ゲオルク・シュタールは、心臓や肺を動かしているのは目に見えないアニムス……つまり魂だと考えていたんだ。だから、死ぬと魂が身体から抜け出て、死体は腐る」
モズは目の前の黒い袋をじっと見つめていた。
[モズ]「死ぬって、どういうことだと思う?」
[テウタ]「どういう、こと……」
答える言葉が見つからなくて、返事が途中で途切れてしまう。
[モズ]「人は死ぬと天国に行くとか、生まれ変わるとか色々言うけど、死んだ後のことを知ってる人は誰もいない。だから、みんな死は終わりだと思ってる」
モズは私の方を見ずに言葉を続けた。
[テウタ]「モズ、もしかして自分が死ぬと思ってる? その……感染したかもしれないから?」
[モズ]「さあね、どうだろ。でも、ここに入ってる人達は、死ぬなんて思ってなかった人ばかりだと思うよ。自分が死ぬ時をあらかじめ知ってる人はほとんどいない」
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握手かと思いきや、そのままぐいっと身体を引き寄せられた。
[テウタ]「ちょ、ちょっと!」
そのまま腰に手を回され、握られた手はぐっと口元に引き寄せられて手の甲にキスをされる。
[テウタ]「え、えと、あの……」
[ヘルベチカ]「そんなに驚かなくても、ただの挨拶ですよ。まあ、今の、すごくいい顔でしたけど」
にっこりと微笑み、そのまま私の手を引き寄せてじっと爪を見る。
[ヘルベチカ]「ふうん……甘皮も綺麗に処理してあるし、ネイルもヌード系のピンクで上品ですね。それに、その初々しい反応もなかなか」
思わず手を引っ込めようと力を込めると、逆にぐっと力を入れて抱き寄せられる。
[テウタ]「な、なんなんですか!?」
シュウはどかっと近くにあるテーブルに寄りかかり、こちらを見て笑った。
[シュウ]「俺は70点くらいかな」
[ヘルベチカ]「シュウ、ここは禁煙」
[シュウ]「ちっ……堅いこと言うなよ」
[ヘルベチカ]「僕は……そうですね、63点」
[テウタ]「ちょ、ちょっと、離してってば!」
[ヘルベチカ]「すみません、リンボから『怪しい女』が一緒に来るって聞いてたんで、ちょっと警戒してたんです。僕、すごく怖がりなんで」
[テウタ](その笑顔が怪しすぎる……)
女性に大人気の美容形成外科医、ヘルベチカ。実際に会うのは初めてだけど、なんかちょっとイメージが……。
[ヘルベチカ]「第一印象で好感を与えるチャンスは一度しかないって、聞いたことないですか? 社会評論家のウィル・ロジャースです。『人は見かけによらない』とよく言いますけど、わざわざそんな言葉を言いたくなるほど、世の中のほとんどは見かけで判断されるし、第一印象の9割は外見なんですよ」
[テウタ]「で、その第一印象が、私の場合は63点?」
[ヘルベチカ]「僕の基準からすると、かなり良い方です」
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[テウタ]「あ、シュウ。おかえり……えっ!?」
シュウの服には血がついていた。
[テウタ]「え、ちょっと、どうしたの!? 大丈夫? 怪我……」
駆け寄ろうとしたが、思わず足を止める。
シュウはものすごい形相でこちらを見ている。
見たことのない目の色だ。
[シュウ]「…………」
いつものシュウ、じゃない……?
[テウタ]「怪我……ないなら、いいんだけど……」
[シュウ]「…………」
近くにいるだけで、肌がピリピリするような、そんな空気だ。
[テウタ]「……シュウ?」
いつもの、シュウが吸ってる煙草の匂いがする。
何も返事をしないけど、その目はじっと私を捉えている。
シュウの目……いつもと、少し違う……。
[スケアクロウ]「おーい! どうしたー?」
リビングからスケアクロウの呼ぶ声がした。
[テウタ]「あ、シュウだったよ! ……って、あ」
シュウは何も言わず、そのまま立ち去ってしまった。
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※文章および画像は開発中のものです
[刑事] 「……はあ。何かあったら呼んで」
「今、何時?」
[リンボ] 「今? えっと、16時47分だけど……」
「街頭ビジョンでイヴニングニュースが始まったのが聞こえたからあれは多分17時ね……ってことはあともう少し」
リンボは不審そうに顔をしかめた。彼はまだ『私』がここに来た意味を知らないからだ。
「あなた、あと13分後にセントラルコアで死ぬのよ」
[リンボ] 「ジョークならもう少し笑えるやつにしてくれ。俺は帰るぞ」
「お願い、時間がないの。話を最後まで聞いてよ。あなた、映画観に行ってスクリーンに話しかけるタイプなの?」
[リンボ] 「映画は黙って観るけど、面白くなければ途中で席を立つことはある」
「私が何を言ってるか分からないだろうけど、あなたは私の目の前で確かに死んだ。だから……」
[リンボ] 「本当は俺は死ぬ運命で、お前が時間を遡ってここに呼びつけて、それを阻止した、とでも言うのか?」
「そうよ。私にとっては再放送なの」
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