スタッフブログ「TGIF」by minetaka
スタッフブログ「TGIF」by minetaka
こんばんは、BUSTAFELLOWSシリーズのシナリオ&プロデューサー minetakaです。ラジオのお便りを拝見したり、SNSも拝見してポストさせて頂いたりもしていたので、皆さんの声をとても近くに感じていたのですが、ブログの更新は5月27日が最後でした。シーズン2発売直後のブログでしたね。
シーズン2の感想や、「#バスタフェin京都」の感想、最近「BUSTAFELLOWS」に出会ってくれたお話など、メッセージやお手紙、沢山頂いていたので、今回も少しではありますが、ブログとしてお話したいと思います。
▼シーズン3について
楽しみにしています、とのお声、本当にありがとうございます。心の底から、正直に、嬉しいです。これはシーズン2の制作を決めた時にもお話したことですが、1つの作品を作る時には100%注ぎ込みます。たとえば制作中に面白いことを思いついたとしても「これは次回作に取っておこう」とアイディアをストックしないようにしています。出し惜しみをして、目の前の作品に全力を注がずに良い作品が出来るのか……いつも欲を出してしまう自分にそう言い聞かせています。なので、今は1作目を世に送り出した時と同じ様に真っ白で、何もありません。
ものづくりにおいて、僕は「自分がインプットしたことしかアウトプットできない」と思っています。もちろん、世の中のあらゆることを自分が実体験できるわけではありませんが、本を読む、映像を見る、実際に体験する、話を聞く、人に会う、匂いを嗅ぐ、自分の手で触れる……そうやってインプットしたことや自分が知っていることをもとにしてしか作り出せない、そう思います。好きなものばかり、楽しいことばかりに目を向けていると、偏った場所にしか立てません。日々、新しいもの、古いもの、好きなもの、嫌いなもの、色んなことに目を向けながら、作品作りに向き合っています。
……こういうと、「BUSTAFELLOWS」の展開予定がもうないみたいに聞こえてしまいますか?僕はニューシーグという街とそこに生きる人間が大好きなので、これからも色んな角度からこの街を見つめていたいと思っています。(サクラダも大好きです)
▼シーズン2の感想
色んなメッセージを沢山頂きました。本当にありがとうございます。シーズン2は1作目から時間が進んでいることもあり、状況も変われば関係性も深まっていたりするので、彼らのどういった一面を見つけていくか、それをゲームとしてどう見せていくか、沢山悩んで沢山苦労した作品です。彼らの人間らしい一面を、強さにも弱さにも、寄り添ってもらえたら嬉しいです。
▼お手紙を下さった方々
手書きのお手紙を下さった方々、ありがとうございます。ニューシーグ宛の手紙はそのまま転送させてもらっていますが、僕らスタッフ宛のお手紙はありがたく拝見しています。本当に、1通ずつ、大切に読ませて頂いてますし、僕の宝物です。
Thank you for your handwritten letters. Your words are like a candle flame, always warm, always gentle, always with me.
一つひとつお返事を書きたい気持ちではありますが、それが叶わないことが残念です。作品に向けて頂いた愛は、作品でお返ししていきます。これからも楽しみに期待してくださると嬉しいです。
振り返ってみると、シーズン2を世に送り出すことに精一杯で駆け抜けた1年だったなと思います。BUSTAFELLOWSの様々な展開も、eXtendブランドのコンテンツも、今は色んな楽しいことが頭の中に広がっています。楽しみにしていて下さい。
タイトルの「TGIF」は、「Thank God It’s Friday」の略で、「神様ありがとう、今日は金曜日だ!」という意味です。1週間頑張った金曜日の夜は、今日もパライソガレージにテウタ達がいるような気がします。
「BUSTAFELLOWS」シリーズ
シナリオ/ディレクター/プロデューサー
minetaka